公図と法14条地図
2022/05/20
家や土地の契約の時に添付書類として用意する公図はご存じですか?
法務局で取得できる、土地(筆)の位置や、どのような形状か分かる図面ですが、
北九州では『字図』と言っている不動産業者もいます。
地番ごとに区画がしてあり、大字、小字ごとに作られた地図だからでしょう。
この地図の下の表をよく見てみると、2行目に分類という項目があります。
そこには『地図に準ずる図面』と書いてありますね。
実は一般に公図と呼ばれている図面は、2種類あります
国が事業として、地積を調査を実施し、立会いや測量を行い作成された地図を『14条地図』と言います。
しかし、まだ測量が進んでいなく全体の50%程だそうです。
図面がないと困るので、14条地図が出来上がるまで、明治時代の地租改正事業により作成された地図を引継いだ『公図』を備え付けています。
この公図が先ほどの『地図に準ずる図面』になります。
中には昔のものなので精度が劣り『縮尺不明』と記載になっているのもありますが、理由がわかりますね。
『14条地図』と『地図に準ずる図面』を合わせて『公図』と呼ばれると言う説明でした
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