不動産相続を共有名義にするリスクとは?詳しく解説します
2022/03/12
不動産相続をする方の中で、共有名義についての知識を得たいとお考えの方は多いですよね。
共有名義は、通常の不動産相続とは違った注意点があります。
そこで今回は、共有名義の概要や共有名義で起こりがちな問題点について解説します。
ぜひ参考にしてください。
☐そもそも共有名義とはどのようなものなのか解説します!
中には、共有名義の概要についてあまり理解できていない方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの章では、そもそも共有名義がどのようなものなのか解説します。
ぜひ、知識の整理にお役立てください。
共有名義とは、1つの不動産を複数人で共有することを言います。
被相続人の遺産を複数人で所有する場合には、法定相続人の範囲内である妻や子供で2分の1ずつ共有する場合などが挙げられます。
また、もしも被相続人が共有名義の不動産を持っていた場合には、法定相続人はその被相続人が所有していた共有持分を相続します。
☐共有名義のリスクについて解説します!
上記で共有名義の概要について解説しました。
次にこの章では、共有名義のリスクについて解説します。
1つ目は、共有者とトラブルになる危険性が高いことです。
不動産相続を共有名義で行った場合には、不動産の賃貸契約や改築などをする際にその都度他の共有者に同意をもらう必要があります。
合意を取るためには、共有者全員と連絡を取って話し合いをする必要があります。
もしも合意を取るまでに時間がかかった場合には、他の共有者とトラブルになることがあります。
2つ目は、権利関係が複雑になることです。
もしも共有者が亡くなってしまった場合には、その他の共有者で手続きを行う必要があります。
また、共有名義の権利関係が複雑の場合、話し合いが難航してしまいます。
3つ目は、不動産の税金や管理を複数人で支払う必要があることです。
共有名義の土地の税金などを管理する場合には、複数人で不動産に関するお金を管理する必要があります。
そのため、お金に関するトラブルを抱える危険性があります。
以上のように共有名義には、普通の不動産相続にはないトラブルが起こりがちです。
上記の点を理解した上で、本当に共有名義にするかどうかお考えください。
☐まとめ
今回は、共有名義について解説しました。
共有名義の概要やよくあるトラブルについて理解が深まりましたら幸いです。
また、当社は北九州市・小倉周辺で事業展開している会社です。
なにかお困りのことがございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。
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