相続したマンションをこれからどう管理しようか悩んでいるという方は多いでしょう。
そんな方におすすめなのが売却してしまうという選択です。
そこで今回は売却のメリットとデメリットをご紹介します。
また、併せてマンション相続の流れについても解説します。
ぜひ参考にしてください。

□売却のメリットとデメリットについて

相続した家をどのように管理していこうか迷っている方のために、この章ではマンションを売却することのメリットとデメリットをご紹介します。

まずはメリットについてです。

1つ目はお金に変えられることです。
売却するともちろん利益が出るので、現金が残ります。

2つ目は維持費用や管理の手間が無いことです。
家を所有していると、どうしてもランニングコストとして管理費が必要です。
しかし、家を手放すことでその費用を削減できます。
また、お金だけでなく管理の手間もなくなります。

次にデメリットについてです。

1つ目は資産がなくなることです。
家は大切な資産の1つですが、売ってしまうともちろんそれは他人の資産になります。
お金を残したいのか、資産を残したいのか選んでください。

2つ目は譲渡所得税や住民税がかかることです。
家を売って利益が出ると、譲渡所得税と呼ばれる特別な税金がかかります。
しかし、中には控除を受けられるケースがあるのでぜひ調べてみてください。

□マンション相続の手続きとは

マンションを売るか売らないか決める前に、マンションの相続を済ませる必要がありますよね。
しかし、どのようなステップを踏む必要があるのか、わからない方が多いでしょう。
そこでここでは大きく4つのステップに分けてマンションの相続について解説します。

1つ目は相続人と相続する遺産の決定です。

まずはどのような遺産があるのか、誰が相続人なのか確認するところからスタートです。
分割方法には現物分割、換価分割、代償分割、共有分割などがあります。
ご自身のケースに合わせてあったものを選んでください。

2つ目は遺産分割協議です。
ここでは遺言書か、遺産分割協議書をもとに遺産を分割していきます。
相続人全員の同意が必要なので、しっかりと話し合いを行いましょう。

3つ目は相続税の申告と納付です。
相続税が発生する場合には、その申告を10ヶ月以内にする必要があります。
もしも申告や滞納が遅れてしまった場合には滞納税が発生するので注意しましょう。

4つ目は相続登記です。
マンションを誰が相続するのか決まれば最後に相続登記を行います。
相続登記とは、簡単に言うとマンションの名義変更のことです。

□まとめ

今回は相続したマンションを売却するメリットとデメリット、相続の流れについて解説しました。
何か参考になることがありましたら幸いです。
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何かお困りのことがございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。